アカナドッグフードは、犬が昔から食べてきた肉の含有量が多く、犬の体が本来必要とする食事をコンセプトにして作られた、評判の良いドッグフードです。
今回は、アカナドッグフードの特徴や評判、種類別のランキングなど、犬の管理栄養士が幅広くご紹介します。
アカナドッグフードは、愛犬の好みやサイズ、アレルギー、運動量に合わせて種類を選べるので、愛犬にアカナを与えたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
アカナドッグフードの主な4つの特徴
アカナドッグフードは、犬が歴史的に食べてきた主な栄養素である動物性タンパク質の含有量が多いドッグフードです。
カナダの地元食材の鮮度や安全な自社工場、種類の豊富さでも評判が良いドッグフードですが、ここでは5つの特徴について詳しくご紹介します。
給与量が少ないのでコスパが良い
アカナドッグフードは比較的価格が高いイメージがありますが、栄養素が凝縮しておりカロリー数が高めなので一般的なドッグフードと比較すると給与量が少ないのが特徴です。
一例として、アカナ ワイルドプレイリードッグの場合は5kgの給与量目安は、1日60gですが他社商品の給与量目安と比較すると給与量が少ないことが分かります。
アカナ ワイルドプレイリードッグ(全年齢用) 5kgの犬の場合 | 1日60g |
ニュートロシュプレモ(成犬用) 5kgの犬の場合 | 1日95g |
モグワン(全年齢用) 5kgの犬の場合 | 1日約86g |
ナチュラルバランス ウルトラプレミアム(全年齢用) 5kgの犬の場合 | 1日約102g |
ナウ フレッシュ グレインフリー フィッシュ(成犬用) 5kgの犬の場合 | 1日約106g |
一見、アカナドッグフードは他のドッグフードと比較すると価格が高く感じますが、実はすごくコスパが良いのが特徴です。
なお、満腹感が欲しい犬については、給与量が少ないためお湯でふやかしてから与えることをおすすめします。
動物性タンパク質源の肉や魚使用量が多い
アカナドッグフードは、犬の体に本来必要である肉や魚といった動物性タンパク質にこだわりを持っています。
犬の生物学上、歴史的に犬が食べてきた食事を再現しているようなドッグフードで、種類によって異なるものの50%〜70%に動物性タンパク質原料が使用されているのが特徴です。
一例として、肉の使用量に誇りを持っている他社プレミアムドッグフードとアカナドッグフードを比較してみました。
アカナ ワイルドプレイリードッグ(全年齢用) | 70% |
カナガンドッグフード(全年齢用) | 50%以上 |
モグワンドッグフード(全年齢用) | 50%以上 |
肉や魚などは、ドッグフードの原材料としては価格が高く、製造費用が高額になってしまうのが特徴です。
ドッグフードメーカーによっては、原材料費の安い米やトウモロコシなど、植物タンパク質原料を付け加えて全体のタンパク質量を上げているケースが多いのが特徴です。
腎臓病を中心に、獣医師からタンパク質制限を受けている犬や療法食を与えている犬については高タンパクドッグフードに注意が必要ですが、健康体の犬に関しては健康な筋肉や胃腸、被毛などを維持するために、動物性タンパク質源が主原料のドッグフードを選びましょう。
その他、犬に関しては腸が短いため、肉や魚などの消化しやすい原材料のドッグフードを与えることで腸への負担を軽減して、免疫力アップに役立ちます。
犬の食いつきやアレルギーに合わせて選べる
アカナドッグフードは、全17種類の中から愛犬に合ったドッグフードを選べるのがメリットです。
18種類のドッグフードは、「クラシック」、「ヘリテージ」、「レジオナル」、「シングル」の3つに分類され、「ヘリテージ」については犬の年齢やサイズ、運動量に合わせて9種類の中から選べます。
また、「シングル」は、単一タンパク質源にこだわりを持っており、食物アレルギーがある犬のために、1つの商品に対して肉の種類を1つに絞って作られているのが特徴。
食物アレルギーがない犬に関しても、食べムラ対策で数種類をローテーションして使用できるのもメリットなのではないでしょうか。
犬の食いつきやアレルギー対策になる、手作りドックフードを知りたい方は「手作りドッグフードはよくない?気をつけたい5つ約束と安全レシピ【犬の管理栄養士解説】」を参考にしていただければ幸いです。
関連記事:【失敗しない】アレルギー対策おすすめドッグフード10選【無添加や低アレルギーを紹介】
原材料の鮮度へのこだわりが強い
アカナドッグフードは原材料へのこだわりが強く、食材によっては生の状態で自社キッチンに搬送されており、肉に関しては全て人間基準のヒューマングレド食材を使用しています。
また、地元食材を使用して、原材料を新鮮な状態でドッグフードに加工しているのも特徴。
新鮮な食材の栄養素を最大限に生かすために、小さな窯で低温調理するのもアカナのこだわりです。
アカナドッグフードの評判は?
アカナドッグフードは種類によって特徴が違いますが、ドッグフード評価サイトやSNSを見るとコスパの良さや安全性の高さにおいて、全体的に評価が高いのが特徴です。
また、様々な会社のドッグフード開発に携わっている犬の管理栄養士としても、原材料や総合栄養食基準を満たしている点、安全性など総合的に考えておすすめできるドッグフードです。
アカナドッグフード20種類の評判を見て分かったランキング
ここでは、アカナドッグフードの種類別の特徴を踏まえて、評価からランキングを作成しました。
アカナドッグフードを与えたいけど、どの種類を購入するか悩んでいる飼い主さんは是非参考にしてください。
アカナ子犬用ドッグフードランキング【1位〜3位】
アカナ子犬用ドッグフードは、全般的に子犬の健康に役立つEPAやDHA、四肢の健康に役立つグルコサミンやコンドロイチンが配合されているのも評価が高い理由です。
【1位】パピー・スモール・ブリード|小型犬の子犬専用ドッグフード
アカナのパピー・スモール・ブリードは、栄養価が高いと言われている飼育方法(放し飼い)の鶏肉や天然のお魚などの栄養が詰まっているドッグフードです。
子犬の筋肉や骨、被毛、臓器など様々な成長に必須となるタンパク質量も多く、腸に負担をかけやすい消化吸収性が高すぎる炭水化物を使用せずに作られています。
【2位】パピー・ラージ・ブリード|大型犬の子犬の緩やかな成長に合わせたドッグフード
アカナのパピー・ラージ・ブリードは、大型犬の子犬の成長特性に見合うように、筋肉の成長を促す動物性タンパク質を豊富に使用しているのが特徴のドッグフード。
また、大型犬の関節や骨に負荷がかからないように炭水化原料やカロリーを抑えているのが特徴です。
【3位】パピー&ジュニア|中型犬の子犬に特化したドッグフード
アカナのパピー&ジュニアは、地元の新鮮な放し飼い鶏肉と卵、天然のカレイが主原料の、子犬専用ドッグフードです。
中型犬子犬の成長をサポートする豊富な新鮮骨抜き鶏肉と、数えきれないほどのお野菜が使用されています。
なお、動物性タンパク質源としては、放し飼い鶏肉やレバー、ハツ、腎臓、卵や新鮮な天然カレイなど、肉と魚の両方を使用しているのも評判が高い理由です。
種類 | 主原料 | 粗タンパク質 | 評価 | おすすめの犬 |
【1位】パピー・スモール・ブリード | 新鮮骨抜き鶏肉 | 33%以上 | ★★★★★ | 小型犬の子犬 |
【2位】パピー・ラージ・ブリード | 新鮮骨抜き鶏肉 | 33%以上 | ★★★★★ | 中型犬の子犬 |
【3位】パピー&ジュニア | 新鮮骨抜き鶏肉 | 33%以上 | ★★★★☆ | 大型犬の子犬 |
※価格目安は、楽天市場の価格相場を目安に算出。パピー・ラージ・ブリードについては11.4kgサイズのパッケージしか販売されていないため、2kg換算で価格目安を計算してます。
※ランキングは、楽天市場やアマゾンでの販売数や評価内容、SNSでの評判と犬の管理栄養士としての原材料や成分評価をもとに作成しております。
アカナ成犬用ドッグフードランキング【1位〜16位】
アカナの成犬用ドッグフードは原材料のバライティに富んでおり、犬の好みや食物アレルギーの有無、運動量に合わせて、愛犬に適したドッグフードを選べます。
全般的にアカナの成犬用ドッグフードも評価が高いのが特徴ですが、ここでは売れ筋や人気度、評価を配慮してランキングを紹介します。
【1位】グラスフェドラム|アレルギーを引き起こしにくいラム肉が主原料
アカナのグラスフェッドラムは、成犬問わず全年齢の犬に与えられる単一タンパク質ドッグフードです。
近年では、犬の食物アレルギーが増えているせいか、肉を一種類に絞って作られているドッグフードの評価も高まっています。
グラスフェッドラムに関しては、環境規制が世界一厳しいとも言われているニュージーランドで飼育されたラム肉を使用しており、これまで犬があまり食べる機会がなかったことから、アレルギーの原因になりにくいと言われています。
また、ラム肉は消化しやすく体を温める作用もあると考えられており、愛犬の免疫力を高めたい方にもおすすめです。
【2位】ランチランドドッグ|豊富な肉の種類が評判のドッグフード
アカナのランチランドドッグは、楽天市場のドッグフード総合ランキングでも7位を獲得しており(2021年12月8日時点)、様々な肉が使用されているのが評価が高い理由なのではないでしょうか。
犬の消化能力に適した主な動物性タンパク質原料は、アンガスビーフとヨークシャー豚肉、ラム肉で、これらについては生の状態で新鮮なうちに自社キッチンに運ばれて製造されています。
また、高GI値炭水化物は急激に血糖値を上昇させやすく、犬の血液中の糖を処理するために多くのインスリンが分泌されるなどのデメリットがあるため、ランチランドドッグでは高GI値炭水化物源不使用へのこだわりもあります。
【3位】パシフィカドッグ|珍しいお魚がふんだんに使用されている
アカナのパシフィカドッグは、子犬から老犬まで食べることのできる全犬種対象のドッグフードです。
アカナドッグフードは全て総合栄養食であることはもちろん、パシフィカドッグは新鮮な天然魚を使用しており、国産ドッグフードでは使用されない魚を使用しています。
原材料には豊富にニシンやイワシ、カレイ、シルバーヘイク、メバルなどの魚が使用されており、珍しいカナダの魚も評判の理由なのではないでしょうか。
EPAやDHAも含まれているため、被毛や脳の健康維持はもちろん、四肢トラブルの多い犬にもおすすめです。
【4位】アダルト・スモール・ブリード|小型犬の成犬に特化した栄養バランス
アカナのアダルト・スモール・ブリードは、小型犬の成犬に特化したドッグフードです。
アカナが信頼する地元産の原材料にこだわりを持っており、人間用の食品食材として認定を受けた後、自社キッチンで製造されています。
主原料は新鮮な骨抜き鶏肉ですが、それ以外にも新鮮なカレイを丸ごと使用するなど、動物性タンパク質を肉と魚両方から摂取できるように工夫されているのも評価ポイントです。
【5位】フリーランダック|鴨肉の不飽和脂肪酸で愛犬の健康をサポート
アカナのフリーランダッグは、国産ドッグフードでは見かけない新鮮鴨肉が主原料のドッグフードです。
鴨肉には、ビタミンB1やB2、鉄分が豊富に含まれており、犬の悪玉コレステロール減少や高血圧予防に有効な不飽和脂肪酸が豊富なのがポイントなのではないでしょうか。
アマゾンでは、よく食べる、体重を減らすのに効果的だったというような評価コメントが多く、フリーランドッグを愛犬に与えている飼い主さんはアカナの別商品とローテーションで使用していることが多いようです(2021年12月8日時点)。
【6位】グラスランドドッグ|新鮮な生ラム肉で愛犬の健康をサポート
アカナのグラスランドドッグは、新鮮な生のラム肉が主原料のドッグフードです。
ラム肉は、犬の筋肉の健康維持やエネルギー源となる良質な肉原料で、強い抗酸化作用を持つビタミンEも含まれているのが特徴ですが。
楽天市場では、飽きずに愛犬が食べてくれるというレビューが多く、嗜好性の高さが高評価の理由の大半を占めています(2021年12月8日時点)。
一犬の管理栄養士としては、動物性タンパク質源の種類が豊富だという点で評価が高く、同じタンパク質でも肉の種類によって健康効果が変わるためアカナの中でもおすすめです。
なお、動物性タンパク質源には生ラム肉の他に新鮮な鴨肉、卵、ニシンなどが使用されています。
【7位】アダルトドッグ|全犬種・全年齢の必要栄養をモーラしているドッグフード
アカナのアダルトドッグは、全犬種・全年齢対象ということで楽天市場での売れ行きが良いドッグフードです。
楽天市場では、購入者からの評判がよく★4.87を獲得しています。
主な原材料は、新鮮骨抜き鶏肉でオメガ3(EPA・DHA)や四肢の健康に役立つグルコサミン・コンドロイチンが配合されているのもおすすめポイントです。
一犬の管理栄養士としては、アカナの一番のおすすめポイントである個々の犬に合わせて選べるドッグフードではなく、全犬種・全年齢対象ということで四つ星評価にしています。
しかし、楽天市場のレビューでは便の状態が安定する、食いつきが良い、粒が小さすぎなくて良いことなどで非常に評判の良いドッグフードです(2021年12月8日時点)。
【8位】ライト&フィット|ダイエット中の犬から評価を得ているドッグフード
アカナのライト&フィットドッグフードは、ダイエット中の犬に適した商品で、ただカロリー数を抑えるだけでなく、犬の健康に重要な栄養素であるタンパク質は多めに設定しているのがポイントです。
また、犬が太りやすい炭水化物を制限しているため、健康的な犬のダイエットが期待できるのではないでしょうか。
楽天市場のレビューでは、愛犬の効率的なダイエットに役立つことはもちろん、食べムラのある犬でも食べてくれる嗜好性の高さも評価が高い理由のようです。
【9位】パシフィックピルチャード|食物アレルギーリスクが低いイワシが主原料
様々な食材にアレルギー症状が起こってしまう犬におすすめなのが、アカナのパシフィックピルチャードドッグフードです。
主原料をアレルギーが引き起こされにくいイワシに絞ることで、愛犬のアレルギーリスクが軽減でき、犬の食物アレルゲンになりやすい穀物が使用されていないのも評価が高い理由です。
また、ターメやオオアザミのハーブ類が使用されているのも、栄養学的な評価につながるのではないでしょうか。
【10位】ワイルドコースト|食物アレルギーがある犬が多く活用しているドッグフード
アカナのワイルドコーストドッグフードは、急激な血糖値の上昇につながる「高GI値」炭水化物原材料を使用しておらず、血糖値の安定や犬の健康サポートに役立つ低GI値のミネラルや食物繊維を豊富に含むスチールカットオーツを使用。
タンパク質が凝縮されたニシンミールが主原料のドッグフードです。
楽天レビューでは、肉に対して食物アレルギーがある犬が多く使用しているようで、アレルギーリスクの低さが評価の理由です(2021年12月8日時点)。
ニシンは栄養バランスに優れているのが特徴の魚で、青魚に豊富に含まれているEPAやDHAの他、犬の四肢や骨の健康サポートに役立つカルシウムなども多く含まれているおすすめ食材です。
【11位】アダルト・ラージブリード|大型犬用の高評価ドッグフード
アカナのアダルト・ラージブリードは、大型犬成犬専用のドッグフードです。
楽天市場の様々なショップで高評価を取得しており、購入者数、リピート者数の多さもさることながら5評価中4.75〜5と驚くべき得点を獲得しています。
楽天評価基準としては、食いつきと安全性、栄養バランスの良さが圧倒的に高く(2021年12月8日時点)、やはりローテーションでアカナドッグフードを使用している方が多いようです。
主原料は新鮮骨抜き鶏肉ですが、カレイや鶏肉のレバー部分、ハツ部分などを使用しており、バラエティ豊富な動物性タンパク質原料と適度な動物性タンパク質割合が人気の理由なのではないでしょうか。
評価が高いドッグフードですが、ランキング表では大型犬専用ということで購入者数を配慮して★の数を4に設定してあります。
【12位】ヨークシャポーク|愛犬の毛並みが改善したという評価が多い
アカナのヨークシャポークの特徴は、ヨークシャー種の豚肉の内臓や軟骨もあえて使用して栄養バランスを整えており、犬が本来食べてきた自然の食事の再現にこだわっています。
また、新鮮な西洋カボチャや食物繊維原料である野菜を使用しており、犬の消化サポートが期待できるのではないでしょうか。
楽天市場のレビューでは、豚肉以外の動物性タンパク質にアレルギー反応を示す犬の使用率が高いようで、嗜好性の高さや単一タンパク質であること、毛並みが良くなったというレビューが多いのが特徴です(2021年12月8日時点)。
【13位】ワイルドプレイリードッグ
アカナのワイルドプレーリードッグは、新鮮な鶏肉や七面鳥肉、鶏レバーやハツなどが使用されており、バラエティー豊かな野菜はもちろん、クランベリーやブルーベリーなどの果物が使用されています。
原材料の肉:野菜:果物の種類の比率の良さが、犬の管理栄養士として評価が高いのですが、楽天レビューでは愛犬のお腹の調子が良くなったというレビューや嗜好性が高い高評価レビューが多いのが特徴です。
【14位】プレーリーポールトリー|脂肪分が少ない赤身肉の使用割合が高い
アカナのプレーリーポールトリーは、赤身肉を50%の割合で使用しているのが特徴のドッグフードです。
犬の管理栄養士としては、主原料が鶏肉ではなく粉末状に加工した鶏肉ミールという点で評価が低いものの、動物性タンパク質が凝縮されているためドッグフード全体のタンパク質量が上がるのがメリットとして考えられます。
また、赤身肉の使用割合が多いことから、脂身が少なく旨味が凝縮されていることから、犬の健康サポートや嗜好性を高めるのにおすすめのドッグフードです。
【15位】スポーツ&アジリティ|スポーツドッグにおすすめの評判の高いドッグフード
アカナのスポーツ&アジリティは、競技犬を中心としたスポーツ犬の、持久力維持に役立つドッグフードです。
バラエティ豊かな新鮮な肉をはじめとし、タンパク質量と脂肪量が多いため運動量の多い犬のエネルギー源に最適です。
原材料の75%に肉が使用されており、タンパク質量も35%以上とアカナドッグフードの中で一番高い割合を占めています。
楽天市場のレビュー評価では、運動量が多いボーダーコリーの使用率が高く、嗜好性の高さも評価されています(2021年12月8日時点)。
【16位】クラシックレッド|原材料に凝縮されたタンパク質源であるラム肉ミールを使用
アカナのクラシックレッドは、購入者からのレビュー評価は高い商品ですが、ラム肉ミールが主原料ということで評価を低く設定しています。
ドッグフード業界で使用される「ミール」とは、肉類を乾燥させてから粉状にしている原材料で、タンパク質量を生肉より凝縮させることが目的で使用されるため、ドッグフード全体のタンパク質量を増やせます。
しかし、やはり犬の管理栄養士としては新鮮食材が主原料になっているドッグフードをおすすめしたいため、様々な販売サイトでの評判が良くてもランキングでは最下位にしました。
アカナ老犬用ドッグフード
ランキングで紹介させていただいたドッグフード以外に、アカナには1種類シニア専用ドッグフードがあります。
こちらの商品も楽天の全ドッグフードランキングで27位(2021年12月9日現在)を獲得するほど評判の良いドッグフードですが、一般的に運動量の低下が見られない健康体の犬の場合は、あえて老犬用の低脂肪ドッグフードを与える必要はありません。
アカナドッグフードの特徴別のランキング表【1位〜16位】
ここでは、特徴や評価を踏まえながらランキング表を作りましたので、是非愛犬に適したドッグフード選びにご活用ください。
種類 | 主原料 | 粗タンパク質 | 評価 | おすすめの犬 |
【1位】グラスフェッドラム | 生ラム肉 | 31%以上 | ★★★★★ | 食物アレルギーがある犬 |
【2位】ランチランドドッグ | アンガスビーフ | 35%以上 | ★★★★★ | 食べムラのある犬 |
【3位】パシフィカドッグ | 太平洋ニシン | 37%以上 | ★★★★★ | 毛並みの改善をしたい犬 |
【4位】アダルト・スモール・ブリード | 新鮮骨抜き鶏肉 | 31%以上 | ★★★★★ | 小型犬の成犬 |
【5位】フリーランダッグ | 新鮮鴨肉 | 31%以上 | ★★★★★ | 食物アレルギーがある犬 |
【6位】グラスランドドッグ | 生ラム肉 | 35%以上 | ★★★★★ | 食物アレルギーがある犬 |
【7位】アダルトドッグドッグ | 新鮮骨抜き鶏肉 | 29%以上 | ★★★★☆ | 食べムラがある犬 |
【8位】ライト&フィット | 新鮮骨抜き鶏肉 | 35%以上 | ★★★★★ | ダイエットが必要な犬 |
【9位】パシフィックピルチャード | 太平洋イワシ | 31%以上 | ★★★★☆ | 食物アレルギーがある犬 |
種類 | 主原料 | 粗タンパク質 | 評価 | 価格目安/2kg |
【10位】ワイルドコースト | ニシンミール | 29%以上 | ★★★★☆ | 食べムラがある犬 |
【11位】アダルト・ラージブリード | 新鮮骨抜き鶏肉 | 31%以上 | ★★★★★ | 大型犬の成犬 |
【12位】ヨークシャポークドッグ | ヨークシャー種豚肉 | 31%以上 | ★★★★★ | 毛並みの改善をしたい犬 |
【13位】ワイルド・プレーリードッグ | 鶏肉・七面鳥 | 35%以上 | ★★★★★ | 筋肉量を増やしたい犬 |
【14位】プレーリーポールトリードッグ | 鶏肉ミール | 29%以上 | ★★★★☆ | 脂肪分を制限したい犬 |
【15位】プレーリーポールトリードッグ | 新鮮骨抜き鶏肉 | 35% | ★★★★☆ | 運動量が特別多い犬 |
【16位】クラシックレッドドッグ | ラム肉ミール | 29%以上 | ★★★☆☆ | 食べムラがある犬 |
※価格目安は、楽天市場の価格相場を目安に算出。パピー・ラージ・ブリードについては11.4kgサイズのパッケージしか販売されていないため、2kg換算で価格目安を計算してます。
※ランキングは、楽天市場やアマゾンでの販売数や評価内容、SNSでの評判と犬の管理栄養士としての原材料や成分評価をもとに作成しております。
評判の良いアカナドッグフードを試してみよう!
今回は、20種類のアカナドッグフードについてご紹介しました。
アカナドッグフードは、安全性や原材料の鮮度の高さ、タンパク質割合の多さから全体的に評判の良いドッグフードですが、愛犬に適した種類を選んであげることが何より大切です。
ぜひ、ランキング表の特徴や評価を見ながら、愛犬の健康に役立つドッグフードを選んでみてください。
ドッグフードを酸化から守って愛犬に新鮮な状態で与えることもドッグフードを与える上で非常に重要になります。
いつでも新鮮な状態でドッグフードを与えたい方は、ドッグフードストッカーの利用がおすすめです。
関連記事;【最新版】おすすめドッグフードストッカー20選【ニトリやカインズ、無印など】
国産のおすすめドッグフードは、国産ドッグフードおすすめランキング【18選】安全性や獣医師おすすめを参考にしていただければ幸いです。
●参考:アカナドッグフード公式サイト