愛犬が歯ブラシを嫌がったり怖がったりして、口腔内の健康維持が行えず悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
今回は、そんな飼い主さんにおすすめのドクターワンデルについて評判や16成分の安全性、メリットやデメリットについて紹介します。
ドクターワンデルは、効果が実感できたという良い評判も多いので歯ブラシによる歯磨きを併用して行うのが理想です。
なお、本記事はペットヘルスアドバイザーや動物看護師、犬の管理栄養士など様々なペット関連資格を保有している専門家が解説していきます。
この記事の簡単なまとめ
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ドクターワンデルの基本情報
ドクターワンデルの基本情報は、下記のとおりです。
- 定期購入初回価格は税込2,980円
- 犬の口腔内を健康に保つためのジェル
- 子犬から老犬までオールステージOK
- ジェルとカンデルスティックを一緒に使用
- 製造は国内で行われている
それぞれ詳しく解説していきます。
容量 | 30g (ドクターワンデルジェル1本) |
公式サイト価格 | ドクターワンデルジェル1本+カンデルスティック1袋15本入りのセット
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送料 | 公式サイトで通常購入の場合は有料 税込660円 定期購入は無料 |
使用目的 | 犬の口腔内ケア(歯磨きや口臭対策など) |
成分 | グリセリン、水、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、リベチン含有卵黄粉末、シソエキス、乳酸桿菌溶解質、スイゼンジノリ多糖体、プラセンタエキス、ヒドロキシアパタイト、ヒアルロン酸Na、セルロースガム、カルボマー、水酸化K、BG、デキストリン、メチルパラベン |
原産国 | 国内製造 |
返金保証 | 公式サイトのみ全額保証制度あり |
犬の対象年齢 | 子犬・成犬・老犬のオールステージ |
金額は1回目がすごく安い
ドクターワンデルジェル1本+カンデルスティック1袋15本入りのセット価格は、以下通りです。
- 通常購入価格(税込):7,980円+送料660円 ※合計金額(税込):8,694円
- 定期購入初回価格(税込):2,980円
- 定期購入初回以外の価格(税込):4,980円
- キャンペーン価格(税込):2,480円
ちなみに、他の犬の歯磨き粉や歯磨きスティックと比較すると以下のような価格差が生じます。
メーカー&商品名称 | 価格(2022年2月17日現在) |
公式サイト:ドクターワンデルジェル(20g)+カンデルスティック1袋(15本)(定期購入初回以外の価格) | (税込) 4,980円 |
Amazon:ドクターワンデルジェル(20g)の単体価格 | (税込) 6,353円 |
PAL&Iの安心口腔ケア歯磨き粉 (30g)の単体価格 | 円 |
円 | |
総合栄養食基準を満たしたスティック歯ブラシガムグリニーズ プラス(60本) | (税込) |
ドクターワンデルジェルは口腔内ケアが簡単に行えるということで価格が高いことが分かります。
しかし、大抵の動物病院では基本的に犬の口腔内ケアは歯ブラシでの歯磨きが一番大効果的と言われています。
また、ドッグヘルスアドバイザーや動物看護師資格を持っている私も、口腔内ケアは極力お金をかけずに時間をかけて歯ブラシでケアしてあげることをお勧めします。
- 価格的に安く済ませる
- 効果を確実にする
- 愛犬にストレスをかけない
3つの効果が期待できる犬の口腔内ケアジェル
ドクターワンデルは、犬の口腔内ケアのためのジェルで主に歯ブラシでの歯磨きが苦手な犬のために開発されています。
なお、メーカーの公式サイトでは、以下のような効果が期待できると謳っています。
- 歯垢積を絡め取ることで歯磨き効果
- ジェルで歯石の沈着を予防する効果
- 口臭を軽減させる効果
ドクターワンデルの使い方は簡単
公式サイトでは、ドクターワンデルジェルとカンデルスティックがセットで販売されています。
使い方はとても簡単で、ドクターワンデルのみの使用とセットでの使用を併用すると良いと言われています。
愛犬とのコミュニケーションにも有効!ドクターワンデルの使い方は、以下通りです。
- ドクターワンデルとカンデルセットを準備する。
- 愛犬に優しく声をかけをかけて「待て」をさせる。
- ドクターワンデルジェルをカンデルスティックの溝にそって垂らしていく。
- スティックの端を手で持って、優しい声かけで褒めながら犬に与えます。
使うときの注意点
ドクターワンデルは、夜寝る前など時間を決めておいて習慣化することが大切です。
ジェルが少なすぎると犬の口腔内に部分的に付着しない箇所が出てしまい、効果が半減してしまいます。
その他、与えている最中に飼い主さんが手を離してしまうと犬が丸呑みしてしまう危険性があるので、しっかりと最終部分まで手で持っていてあげることが大切です。
1日の使用量の目安
ドクターワンデルの使用量目安は、小型犬や超小型犬で1日1回1gが目安です。
なお、体重25kgまでの中型犬は1.5g/1日1回、25kg以上の大型犬は2g/1日1回が使用量目安です。
一言で小型犬、中型犬、大型犬といっても体重によって適切な量が変わるので、しっかりと愛犬の体重を測ってから使用量を決めていきましょう。
ドクターワンデルの評判
ドクターワンデルの評判は、下記のとおりです。
- 怪しいという評判が多い
- 軟便や下痢になったという悪い評判が多い
- 歯磨きが嫌いな犬の飼い主さんからは評判が良い
- 効果が出ている犬が多い
それぞれ詳しく解説していきます。
なお、今回は正確な情報をお届けするために、実際に使用した方のAmazonレビューや楽天レビュー、SNSでの評判をピックアップしてまとめました。
ちなみに、アマゾンでの総合評価はカスタマーレビュー5つ星のうち3.7星、楽天市場では5つ星のうち4.1星でした。
怪しいということで評判が悪い
■信用性の評価:★★☆☆☆
ドクターワンデルは、怪しいという声が多くて評判の悪さに繋がっています。
獣医師共同開発で商品をアピールしていますが、「調べたけど該当する動物病院や獣医師が調べてもネットで出てこない」というAmazonレビューがいくつかありました。
アマゾン以外でのサイトでも同じようなレビューが多いのが特徴です。
なお、現在はレビューに書かれている該当獣医師(石井真由獣医師)が削除されているようなので、共同開発獣医師を変えたのかもしれませんね。
存在しない獣医師や動物病院が表示されていたという悪い評判(一例)は、以下通りです。
悪い評判の詳細 | 参考URL |
病院や獣医師情報が出てこないことに対する悪い評判 | 大変あやしい!調べてみたけど… |
動物病院情報が出てこないことに対する悪い評判 | 怖い |
軟便や下痢になったということで評判が悪い
■安全性の評判:★★★☆☆
評判の悪さで気になったことが、多くの犬に消化器系症状を中心とした副作用的な症状が出ていることです。
レビューで多かった犬への健康被害は以下通りです。
- 軟便
- 下痢
- 血便
- 食欲低下
以下、健康被害があったレビューの一例です。
症状 | 参考URL |
軟便・下痢・重度の血便 | 疑わしい過度の広告 |
重度の下痢 | 何か危険な成分入ってないですか? |
軟便・下痢 | 勧められない |
食欲低下・血便(現状では確実にワンデルが原因か不明) | 副作用 |
嘔吐・下痢 | 楽天レビュー |
悪い評価はどうしても目立ちますが、良い評価の方が圧倒的に多いのも事実です。
後ほど、ドクターワンデルに使用されている16成分全ての安全性や危険性について紹介していきます。
心配な方は、それぞれの成分説明を見てから検討してみると良いでしょう。
使い勝手の良さで評判が良い
■利便性の評判:★★★★★
ドクターワンデルは、何より使い勝手の良さで評判が良いのが特徴です。
歯ブラシで歯磨きすることができない犬や苦手な犬、飼い主さんに時間がないなど様々な要因で歯ブラシできないことがあります。
しかし、ドクターワンデルを使用すると愛犬も喜んで舐めたり噛んだりします。
以下、利便性の評判が良いレビューの一例です。
使用している犬や飼い主さん | 参考URL |
歯磨きが大嫌いな11歳のパピヨンのケース | すごい!口臭も無くなり、歯も白くなって来ました。続けます。 |
保護したシニア犬のケース | 簡単に舐めてくれるところ! |
トイプードルのケース | とにかく愛犬へのストレスがないのがありがたい |
多頭飼いで時間がない飼い主さんのケース | 使い方が簡単! |
歯磨きが嫌いなシニア犬のケース | 愛犬のケアに |
効果が出ていて評判が良い
■効果に対する評判:★★★★☆
ドクターワンデルは効果を実感できたというレビューがとても多いのが特徴です。
実感できなかったというレビューもありますが、現段階では口臭やホワイトニング(沈着の改善)に対する良い評価が多くあります。
以下、効果が実感できたという良いレビューの一例です。
飼い主さんが実感できた効果 | 参考URL |
歯が白くなった(色素沈着の改善) | すごい!口臭も無くなり、歯も白くなって来ました。続けます。 |
口臭がしなくなってきた | 手軽にワンコのお口ケアができるので助かります。 |
口臭が軽減されて歯が綺麗になった | 嫌がらないで舐めてくれます。 |
口臭が軽減された | 歯磨きが苦手なワンちゃんにオススメ♪ |
口臭が軽減された | 使い方が簡単なので続けやすいと思います |
ドクターワンデルの2つのデメリット
ドクターワンデルのデメリットは、下記のとおりです。
- 体にあわないと下痢や軟便になる可能性がある
- 初回定期やキャンペーン以外の商品価格が高い
それぞれ詳しく解説していきます。
犬の体にあわないと下痢や軟便になる
ドクターワンデルは、評価を見ていると下痢や軟便になる犬もいるようです。
公式サイトでは、よくある質問で副作用について以下のような表記があります。
- ①下痢の症状
- ワンデルに含まれる乳酸菌の整腸作用により、ご使用後はうんちが緩くなる可能性がございます。おおよそ、1~2週間で症状は落ち着きます。
- ②アレルギー症状(食物アレルギーをお持ちの場合)
- 材料に卵黄粉末とシソを使用しております。卵やシソにアレルギーがあると分かっている場合は、ご使用をお控えいただきたく存じます。
以上の理由により、ワンちゃんの体調に変化が生じる可能性も少なからずございます。
ご心配の際はかかりつけの獣医師さんにご相談頂ますようお願いいたします。
軟便や下痢は成分的な問題というよりも、腸の健康維持が期待できる乳酸菌の影響のようですが、使用している全ての成分については後ほど詳しく紹介します。
使用量を守らないと消化器系症状が現れやすいので、十分注意しましょう。
初回やキャンペーン以外の価格が高い
公式サイトでは、ドクターワンデルジェル1本+カンデルスティック1袋15本入りのセット価格は以下通りです。
キャンペーン価格と初回定期購入価格以外は、内容量やセット内容を考えるととても高く感じます。
- 通常購入価格:送料+商品合計金額:8,694円
- 定期購入初回価格:2,980円
- 定期購入初回以外の価格:4,980円
- キャンペーン価格:2,480円
楽天市場やアマゾンのレビューを見ていると価格が高いので、以下のような対策を行っている方が多いようです。
- カンデルスティックの代わりにサツマイモなどの上にワンデルを垂らして使用
- カンデルスティックを使用せずに指先につけて愛犬に与えている
また、愛犬の口腔内ケアに一番効果的なのは歯ブラシによる歯磨きです。
ドクターワンデルの2つのメリット
ドクターワンデルのメリットは、下記のとおりです。
- 公式サイトでは全額返金制度がある
- 手軽に愛犬の口腔内ケアができる
それぞれ詳しく解説していきます。
全額返金制度がある
ドクターワンデルでのメリットの1つは、全額返金制度があることです。
条件としては、公式サイトでドクターワンデルジェルとカンデルスティックの定期申し込みをしていることです。
3回購入して試した後でないと全額返金保証が適用されません。
また、以下のうちのいずれかの動物病院の診断書がないと全額保証が適用されないので注意が必要です。
- 歯周炎
- 歯槽膿漏
- 歯髄炎
●全額返金依頼先電話番号:0120-992-237
<電話受付日:土日祝日以外の平日 電話受付時間:10:00~18:00>
手軽に口腔内ケアができる
歯磨きが苦手な犬はとても多く、慣れていないと愛犬にストレスがかかります。
しかし、歯周病を中心に口腔内の病気は以下のようなリスクを伴う危険性があるので、愛犬の口腔内ケアは必須です。
- 鼻炎
- 根尖膿瘍
- 下顎骨部分の骨折
ドクターワンデルは、愛犬が喜んで舐めるという評価も高く効果を実感している人も多いので気になる方は試してみると良いでしょう。
一般的に犬の口腔内ケアは歯ブラシによる歯磨きが一番安全で効果的だと言われています。
そのため、ドクターワンデルを使用しても週に一度は通常の歯磨きを併用するのが理想です。
ドクターワンデルの16成分の安全性を徹底解説!
ドクターワンデルの成分の安全性は、下記のとおりです。
- 人を対象にすると安全な成分が多い
- 犬に関しては使用上限が決められていないので不安
- 人の化粧品や添加物で使用される成分が多い
それぞれ詳しく解説していきます。
ドクターワンデルは成分的な不安で悪い評判が多いので、ここでは人の上級食育士や犬の管理栄養士資格を保有した私が実際に成分を調べてみました。
16成分の総合評価:★★★★☆(3.75)
人間用食品添加物で使用される|グリセリン
安全性:★★★★★
グリセリンは、歴史的に長く使われてきた保湿剤の1つです。
甘味のある3価のアルコール成分ですが、食品添加物として甘味料や保湿剤、保存料などに使われます。
安全性の詳細
グリセリン脂肪酸エステルの場合、人間用の加工豆腐をつくるときや加工食品を混ぜるときの乳化剤としても使われます。
人においては安全性上の指摘がないことが理由で、法律上食品の取り扱いの制限がされていない添加物です。
全ての生き物の生命維持に必要|水
安全性:★★★★★
水は犬だけでなく全ての生き物の生命維持に必要です。
安全性の詳細
また、犬や人用問わずに油以外の食品であれば大抵は多少の水分は含まれていますので、こちらの成分については心配する必要はありません。
食品として利用されない|ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
安全性:★★☆☆☆
ヒト脂肪細胞順化培養液エキスは、人間用の化粧品や医療現場(再生医療)によく利用される成分ですが人においては食品に使用されることはありません。
名前の通り、人間由来の成分ですので化粧品においても気持ち悪くて使いたくないという方も多いです。
安全性の詳細
この成分は、化粧品や再生医療でも副作用があるという専門家もいます。
安全性が不明確|リベチン含有卵黄粉末
安全性:★★★★☆
リベチン含有卵黄粉末(グロビゲンPG)は、ドクターワンデル以外の犬用歯磨き粉などの口腔内ケアグッズにも使用される成分です。
卵黄に含まれる卵黄リベチンが素材となっている機能性食品原料です。
中でも犬の歯周病菌が分泌する「酵素」を抑制するのに効果的です。
安全性の詳細
リベチン含有卵黄粉末(グロビゲンPG)は、安全性が高いということで犬や猫用の口腔内ケア用品で多く使用されています。
しかし、人用の歯磨き用品にはあまり使用されていないため、安全性に関して疑問が残るという点で★4の評価にしています。
人のサプリでも使用される安全性の高い|シソエキス
安全性:★★★★★
シソエキスは食品でも使用される安全性の高い成分です。
人においてもアレルギー症状の軽減や炎症制御の効果があるとされており、食品や化粧品に多く使用されます。
安全性の詳細
シソエキスは人用のサプリメントでも健康効果が期待できるという理由で使用されているため、安全性に関しては非常に高いです。
ただし、シソが原料となっているのでシソに食物アレルギー症状が出る犬は与えないようにしましょう。
使用量を守ることが大切|乳酸桿菌溶解質
安全性:★★★☆☆
乳酸桿菌溶解質(デキストリン)は、発酵により生まれる乳酸桿菌(腸内に生息している細菌「乳酸菌」の一種)の溶解質です。
以下のような効果が期待できます。
- 歯周病の緩和効果
- コラーゲンを産生促進する効果
- メラニンを産生&抑制する効果
乳酸桿菌溶解質には、g当たり4000億個以上の乳酸菌を含みます。
安全性の詳細
私自身、犬の管理栄養士や人における上級食育士資格を保有していますが、乳酸菌は腸に良いからといって多く摂取すれば良いというものではありません。
また、ドクターワンデルに使用されている乳酸桿菌溶解質については、人の食品ではなく化粧品類に多く使用される成分ということで★3にしています。
安全性の高い|スイゼンジノリ多糖体
安全性:★★★★★
スイゼンジノリ多糖体は、海苔の細胞体の周りの寒天状の成分です。
主に保湿作用や親水性増粘として、人の化粧品などに使用される成分です。
安全性の詳細
スイゼンジノリは食品として昔から使われており、お刺身のツマなどにも使用されています。
そのため、安全性は非常に高いと考えることができます。
安全性は原材料によって異なる|プラセンタエキス
安全性:★★★☆☆
人では化粧品業界で有名なプラセンタエキスですが、その正体は人や他の動物の胎盤から抽出されるエキスです。
人用サプリメントでも使用されているため、人間用の食品サプリメントについては安全性が確保されています。
安全性の詳細
プラセンタエキス自体の原料が豚なのか牛なのか、羊など他の動物なのか、その動物の原産国などによって安全性が変わります。
ドクターワンデルで使用されているプラセンタエキスについては、原料まで明記されていないため安全性については星3としました。
食品としての安全性は不明確|ヒドロキシアパタイト
安全性:★★☆☆☆
ヒドロキシアパタイトは、歯や骨を構成している成分です。
水酸化リン酸カルシウムですが、吸着性があり肌に馴染みやすいため主に人の化粧品類を作るときに使用されます。
安全性の詳細
ヒドロキシアパタイトは人用の歯磨き粉にも使用される成分ですが、人の場合は歯磨き粉をそのまま食べるわけではありません。
食品として使用されることがないため、食べた場合の安全性については不明確な点が多いため星2の評価です。
人のサプリでも使用される|ヒアルロン酸Na
安全性:★★★★☆
ヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸ナトリウム)は、は人用の医薬部外品原料規格で、保水性や粘弾性がある成分です。
安全性の詳細
人用のサプリメントの成分で世界的に活用されているため、安全性は非常に高いとされています。
ただし、副作用として人に関して薬剤誘起性肺炎や中毒疹が確認されたケースがあるようです。
これら総合的に考えて、★4つの評価としています。
添加物の一種|セルロースガム
安全性:★★★★★
セルロースガムは、添加物の一種「増粘剤」の1つです。
様々な人のダイエット食品や低脂肪製品で、セルロースガムのような食品添加物が使用されていることから安全性は高いといえます。
安全性の詳細
セルロースという原料で作られており、米国FDA(食品衛生局)でも安全な食品添加物だと認められています。
セルロースガムがよく使用される人間用食品一例は、以下通りです。
- 乳酸菌飲料
- アイスクリーム
- ジャム類
- 醤油
使用制限がある|カルボマー
安全性:★★★☆☆
カルボマーは、増粘効果のある弱酸性の成分です。
人においては化粧品類に多く使用される成分で、歯科外用および口腔用剤としても使用されます。
安全性の詳細
EFSA(欧州食品安全機関)では、固形の食品サプリメント使用制限さえ設ければ摂取しても問題ないとされています。
しかし、犬や猫などの小動物のケースでは使用制限が明確になっていません。
ドクターワンデルの場合は微量なので安全性は高いと考えることができますが、体内に直接入ることからリスクを配慮して星3の評価にしています。
犬の場合は注意が必要|水酸化K
安全性:★★★☆☆
水酸化K(水酸化カリウム)は、アルカリ剤の一種です。
人の場合は化粧品で多く使用され、pH調整のために原材料の1つとして活用されるケースが多いのが特徴です。
安全性の詳細
水酸化カリウムについては、人の食品において加工する前に成分が中和されていること、または成分が完全に除去されていることが規定条件として定められています。
ドクターワンデルは人用食品ではありませんが、犬の口から体に直接入ります。
成分が中和、また完全に除去されているのか不明確なことから★3の評価としています。
体内に直接入れる危険性は不明確|BG
安全性:★★★☆☆
BG(1,3-ブチレングリコール)は、一般的に人用の化粧品に使用される成分です。
主な仕様用途の一例は、以下通りです。
- スキンケア化粧品
- ボディケア用品
- ハンドケア用品
- 化粧下地
- 日焼け止め
- クレンジング
- 洗顔料
- シャンプーやリンス
安全性の詳細
人の医薬品添加物などに使用されており、赤ちゃんが使用できるほど安全な成分。
厚生労働省でも安全性を認めていますが、犬が口から直接体内に入れるケースは想定されていません。
また、眼刺激性の問題が認められており、使用時の注意点で誤って目に入った場合はすぐに洗い流すよう勧められています。
安全性が高い|デキストリン
安全性:★★★★★
デキストリンは、トウモロコシや芋のデンプンを分解して作られる成分です。
加工食品に粘度を加えたり、食品の分離を防止するなど様々な機能を持ち合わせています。
安全性の詳細
人においても食品に分類されるため、安全性は非常に高いといえます。
人の食品については、一例として以下のような商品に使われています。
- ポテトチップス
- パン
- ビスケット
- ソーセージ
メチルパラベン
安全性:★★★☆☆
メチルパラベン(パラベン)は、人の化粧品や食品添加物、医薬品の防腐剤など幅広く使用される成分です。
安全性の詳細
米国のケースでは、メチルパラベンは一般的には安全だとされています。
ドクターワンデルも舐めることで効果が期待できるので、体に入れることを考慮して安全性は★3としています。
使用されている割合が公開されていないので、体の小さな犬の場合は注意が必要ですね。
ドクターワンデルの最安値は?おすすめの購入方法
ドクターワンデルは、公式サイトで購入するのが一番安くておすすめです。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも販売されていますが、公式サイトで購入すると主に以下4つのメリットがあります。
- カンデルスティックがセット
- 初回価格が安い
- キャンペーン価格で購入できる
- 条件が厳しいものの全額返金制度が利用できる
購入方法 | 商品内容 | 商品価格(税込) | 送料 |
公式サイト | ドクターワンデル+カンデルセット |
| 無料 |
Amazonで購入 | ドクターワンデル | 5,980円 | 無料 |
楽天市場 | ドクターワンデル | 5,980円 | 無料 |
Yahooショッピングで購入 | ドクターワンデル | 6,228 円 | 無料 |
ドクターワンデルの11の疑問を解決!
ドクターワンデルのよくある疑問と回答は、下記のとおりです。
- 解約は次回発送の7日前までOK
- 休止したい場合は電話で連絡
- 口腔内ケアが期待できる
- 3ヶ月以上利用すると効果が出てくる
- アレルギーがある犬は注意が必要
- サンプルの準備はない
- 成分に含まれる乳酸菌は腸の健康のため
- 慣れるまでは下痢になる可能性がある
- 歯石は長期使用しないと効果が出ない
- 農林水産省の許可は取れていない
- ドクターワンデルとデンタルワンには違いがある
それぞれ詳しく解説していきます。
解約できないわけではない
犬が舐めなかったなどの理由で、ドクターワンデルを解約する場合は次回発送予定日の7日前までに連絡すれば解約できます。
解約の場合は、次回商品到着予定日の4日間前まで電話をする必要があります。
解約するときの連絡先 | フリーダイヤル:0120-779-989 |
なお、電話の受付時間は平日のみ9:00~18:00です。
土日や祝日は電話対応していないので、解約を考えている場合は日にちに余裕を持って電話しましょう。
休止方法は電話で連絡
解約でなく一時的に休止したい場合も上記の電話に連絡すれば対応してくれます。
解約するときの連絡先 | フリーダイヤル:0120-779-989 |
また、電話対応時間は解約するケースと同様、平日の9:00~18:00までなので気をつけましょう。
期待できる効果は歯磨き効果や口臭ケア
これまで紹介させていただいた通り、メーカーの公式サイトでは、以下のような効果が期待できると謳っています。
- 歯垢積を絡め取ることで歯磨き効果
- ジェルで歯石の沈着を予防する効果
- 口臭を軽減させる効果
効果が出たという良い評判のほとんどは、口臭が減ったというレビューです。
3ヶ月以上の継続で効果が期待できる
実際に使用している方では、3ヶ月以上の継続で効果を実感できているようです。
口臭など改善したい内容や犬の個体差によっては、2週間程度でも効果が実感できると公式サイトで表記されています。
なお、公式サイトでは毎日使用することを推奨しています。
アレルギーの原因になる可能性がある
ドクターワンデルには「卵黄粉末」と「シソ」が使用されています。
卵やシソに食物アレルギーがある犬の場合は、使用しないようにしましょう。
動物病院に行くときは、ドクターワンデルを持っていき、何時にどの程度与えたのか伝えることが大切です。
サンプルの準備はない
ドクターワンデルは金額が高いので、まずは試してみたいという飼い主さんも多いでしょう。
しかし、残念ながら2022年2月現時点ではサンプルの準備がありません。
成分の乳酸菌は腸の健康に効果的
ドクターワンデルに含まれている乳酸菌は、一般的に腸の健康に良いと言われている成分です。
しかし、摂取量や犬によっては効果が逆に働き下痢や嘔吐症状が出ることがあります。
慣れるまでは下痢になる可能性がある
ドクターワンデルには、先述で説明させていただいた通り乳酸桿菌溶解質が使用されています。
過度な整腸作用を促してしまって、下痢や軟便になることがあります。
数日下痢や軟便が続いた場合は、脱水症状が生じやすいのはもちろん、犬が可哀想なのですぐに使用をやめて獣医師に相談することをお勧めします。
長期間使用しないと歯石に対する効果は出ない
ドクターワンデルには、長期継続して利用すると歯石を軽減する作用があります。
しかし、重度の歯石や長く放置された歯石の場合は、動物病院での治療が必要です。
なお、公式サイトでは歯石がある犬の場合はドクターワンデルで歯磨き(ブラッシング)することで効果が高まると記載されています。
農林水産省の許可は取っていない
ドクターワンデルは、農林水産省の許可をとっていません。
動物病院で使用されるような動物用の医薬品は農林水産省の承認が必要ですが、法律的に雑貨扱いになるため許可をとっていないのが特徴です。
ドクターワンデルとドクターデンタルワンの違い
ドクターワンデルとドクターデンタルワンは名前も使用目的も似ていますが、以下5つの違いがあります。
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しかし、価格や保証内容、解約方法はドクターデンタルワンの方が充実しているのではないでしょうか。
ストレスなく歯磨きを練習する方法
歯磨きの練習方法は、下記のとおりです。
- 1回目:口に触れることから始める
- 2回目:口唇をめくる練習をする
- 3回目:歯ブラシに慣れさせる
- 4日目:歯ブラシを口に入れる
それぞれ詳しく解説していきます。
歯磨き嫌いの犬は非常に多いのですが、やはりドクターワンデルを使用しても歯磨きは週一度は行いたいものです。
愛犬にストレスがかからないように歯磨きを練習する方法は、何より愛犬のペースに合わせてゆっくりと慣れさせることです。
1〜6ステップに分けて説明しますが、各ステップができなかった場合は同じステップを長期間続けましょう。
1回の練習時間目安は、5分以内です。
1回目:口に触れることから始める
まずは、頬など犬の口の周辺部分を触れることから始めます。
おやつを利用しながら、優しい声で声かけをして頬や顎、鼻の下を触ってあげましょう。
愛犬が頬や顎、鼻の下を触らせてくれるようになったら、次のステップに進みます。
2回目:唇をめくる練習をする
歯磨きするときは、必然的に唇をめくらなければいけません。
唇をめくるときに嫌がる犬の場合は、口に触れる練習から始めましょう。
この時もおやつで褒めながら唇をめくりますが、犬が嫌がる場合は1分程度でやめて時間をあけて再度練習します。
唇をめくっても犬がリラックスしていられるようになったら、次のステップに進みます。
3回目:歯ブラシに慣れさせる
次に、歯ブラシというものに慣れさせます。
犬にとって歯ブラシは未知の物体で、なぜ口に入れるのか理解できません。
そのため、いきなり歯ブラシを口に入れるのではなくまずは見せたり匂いを嗅がせたりして、歯ブラシという物自体が怖いものでないことを教えます。
短時間を何回か練習して怖がらないようになってきたら、次のステップに進みます。
4回目:歯ブラシを口に入れる
犬が歯ブラシを見ても怖がらなくなったら、歯ブラシを犬の頬や顎、鼻の下に優しく当てます。
褒めながら優しく触れるような感じで練習して、慣れてきたら歯ブラシを口の中に入れます。
歯ブラシが口の中に入っても犬が嫌がらなくなってから、歯磨きを開始します。
嫌がる場合は、前のステップに都度戻って短時間で長期間焦らずに練習することが大切です。
ドクターワンデルと歯ブラシの併用がおすすめ!
今回は、良い評判と悪い評判が極端なドクターワンデルについて詳しく紹介しました。
ドクターワンデルは、歯ブラシに抵抗がある犬やストレスを感じてしまう犬におすすめの簡単に口腔内ケアができる商品です。
ストレス軽減のために、ドクターワンデルと歯ブラシによる歯磨きを併用することをおすすめします。
この記事の簡単なまとめ
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